-興味- 冷たいからだ vol 5


「あっあ!熱っっ!!あつぅいっっ」

入るかなと言っていた私の一物も問題なく飲み込み、何度も腰を叩き付け、 熱い昂りを思うままに腸内に擦り込む。
淫乱な売春婦のような、その行動は私の知っている少年なのか。

「んぅぅ!気持ちい…っっ」

悪戯を仕掛け腰を押さえ込めば、イヤイヤと首を振り乱し、腰をくねらせる。
あれ程戸惑っていた自分に驚く程、私の性欲は少年によって満たされていく。
自分自身も腰を動かしSEXを楽しみだしていることに驚く。
少年自身さえ包み込み、大人の快感を教えてやろうと両の手を使い摩り動かす。
驚き身を退く少年の腰を力で押さえ付け、更に続ける。

「欲求はッ…解消されそうかい…っ?」

同性の快感部分等しれたもの、時に焦らし、時に性急に、少年の動きにあわせて動かしてやる。

「んっ…んぅぅぅ」
こくこくと素直に頷く様は、まるで少年を自分の物のようにした達成感を感じた。
時折舌をだし、唇を舐め上げながら虚ろな瞳で私に全身を預けきる。

「あっぁッ・…あぁんんん!!!」
絶頂を迎える直前の張り詰めた脚がシーツを蹴り、私自身を締め上げた。

『  !!!』

瞬間、声にならない声が少年の口から吐き出された…。

それ位、読めない私ではないのだよ。鋼の。



「また、熱が出たら呼びたまえ。私も楽しませて貰ったよ、鋼の。」
制服を直しながらベッドの中の少年に、語りかける。
少年は先程から背を向けたままだ。

「2度なんかない。」
「そうかな。人と言うものは欲求に正直なものだよ。」
ガバッと起き上がると、いつもの少年らしく大声で私に罵声を浴びせてきた。

「2度は無いッってんだよ!!このっっエロ大佐っっっ!」

枕を持ち上げ今まさに投げようとする直前、するりと部屋から退出する。
廊下に出るとドアに枕がぶつかる音がして、私は声を上げて笑ってしまった。

「人と欲は切っても切れない縁に有るのだよ!鋼の!!」

ドアの向こうの少年は怒っているだろう。いつものように。




廊下の奥から規則正しい金属の音が聞こえる。
近づいてきて立ち止まる。
「どうも、大佐。いつも兄がお世話になっています。」
全身鎧の巨大な姿は、先程の少年の弟アルフォンス・エルリック。

「いや何、熱を出したと聞いたのでね。」

この弟は常に常識的で大人しかったと心得ていたが、今日の雰囲気は何か違う。

「えぇ…今日も、兄が大変、お世話に…なりました。」

あぁそうか、そうだった。そうだったのだな。

「いや、私も楽しませて貰ったのでね。次が有ることが楽しみなくらいだよ。」

金属の拳が強く握られるのを感じた。
受けてやろう少年よ。私は殊の外、彼を気に入ってしまったのでね。

「…次は、ありませんよ。」
「どうかな、人の心は危ういものだよ、特に精神と肉体は別物だからね。」

大人気ないな、と思いつつ言わずにはいられなかった。
仕方が無い、私は少年の口が何を象ったか読めてしまったのだから。
そのくらいはゆるしてくれないかね。エルリック兄弟よ。。





えくに作        04/6/20絶筆〜〜(死)
ようやく第一部ロイエド編。終わりですぅ(ぱちぱちぱち〜自らを慰めてみる)
続きはようやくアルエドお仕置き編なのですがー。あ−書けるかなぁー
本命はアルエドなのでマスタングさんは書いてて微妙な感じでした。
言い回しがね。もっと気障な人なんじゃないかと…。

SS書いたのも初めてに近いもので、ヘタレさがぷんぷんしますね。
文字が上手くなりたいです。ショボン


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